【デザインスプリント】Design Sprint Newsletter #147
「何もしない」をする / doing nothing often leads to the very best something.
◆Google MeetデバイスでFigJam直接起動が可能に
Google Meet Series One Board 65 デバイスと Desk 27 デバイスで FigJam ホワイトボード アプリの直接起動が可能に
https://workspaceupdates-ja.googleblog.com/2024/04/google-meet-series-one-board-65-desk-27_19.html
FigJam を Google Meet で直接起動して使用できるようになりました(2023年9月より)。このたび Meet 通話中であるかどうかにかかわらず、Series One Board 65 デバイスと Desk 27 デバイスから FigJam を起動できるようになりました。
◆KING JIMビジュアルバータイマー
VBT10-W
https://kingjim.com/products/vbt10
デザインスプリントでは TimeTimer社のカウントダウンタイマーが定番です。他にもいろいろ良いタイマーはあるのですが、結局 TimeTimer に戻ってくるのですが、ここで新しいタイプのカウントダウンタイマーが文具メイカーから新たに登場しました。
5月末発送、¥2,970(税込)20個の目盛りで残り時間が一目で分かるようになっており、カウントダウンとカウントアップの両方が可能です。ただし、1メモリあたり何分という使い方はできないため、計測時間が増減する場合には不向きかもしれません。
消音切り替えスイッチがついているため、音が出せないところでも利用が可能です。
◆Miroでカスタマージャーニーマッピングを行う方法
How I Do Customer Journey Mapping in Miro
Miroを使用してカスタマージャーニーマップを作成する方法を紹介しています。Miroの使い勝手の良さは、利用する領域に制限がない点を挙げています。ここでの紹介は、業務ツールを使用するユーザーのニーズを深く理解するためのワークショップの事例です。ジャーニーを段階に分け、各ステップでユーザーの体験、ニーズ、弊害と利点、接点を挙げていきました。
Miroの便利さは、マップの共有と共同編集の簡便さです。変更や列の追加、移動が簡単で、内容は自動で表に調整され、必要に応じて列が自動拡大されます。さらに、過去のユーザー調査から得たインサイトやデータを加えることで、説得力を高めることができます。さらにプレゼンモードを利用してワークショップを効率的に進める方法も紹介されています。
このワークショップで生まれたアイデアは「アイデアマッピング」という新しいスイムレーン形式の表にまとめられ、カード方式で各ステップが示されています。これにより、アイデアをさらに詳細に展開したり、タスク管理ツールJiraの課題に変換して追跡することも可能です。こういった作業を通じて、ユーザー体験のギャップと機会を視覚的に捉え、将来目指すべき姿を明確にすることができるそうです。
このMiroボードのテンプレートは公開予定で、準備中とのこと。他にもジャーニーマップのテンプレートはMiroverseにたくさん登録されています。
◆2023年最大の失敗、145万ドルの損失(AJ&Smart)
Our biggest product of 2023 FAILED and lost us $1,450,000 (here's why...)
デザインスプリント専業のドイツのデザインエージェンシーAJ&SmartのCEO Jonathan Courtney氏の Podcast より。
AJ&Smartは2023年には2022年よりも145万ドル(約2億円)売り上げが減少、その理由を振り返っています。理由として考えられるのは自分たちが得意とすること以外に手をだしてしまったから。
AJ&Smartでは顧客の囲い込みや長期契約を目論んだが、結局のところ顧客は、継続的なコミットメントよりも単発でインパクトのあるプロジェクトを好む傾向にあり、常に新鮮で特別なものに保つための工夫が必要であると悩みを共有しています。
今後、米国ロサンジェルスで大規模イベントの開催も予定しているそうです。
もうすぐ、ゴールデンウィーク。10連休の方も多いようですが、我が家はカレンダーどうりです。体力と財力との戦いです。
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