【デザインスプリント】Design Sprint Newsletter #141
一人じゃなくても気高くいられる / You can stand tall, without standing alone.
◆セミナー:オンラインホワイトボードMiro新機能紹介
オンラインホワイトボードMiroが四半期ごとに開催している新着情報ウェビナーが3月13日から14日にかけて開催されます。お住まいの場所の時差によって参加日時が異なります。プロダクトマーケティングチームから直接、新機能のアップデート、機能紹介、デモを見せてもらい、質問に答えてもらえるコーナーもあるそうです。
主な目玉はBrand Center、Presenter Notes、Talktrack Shortcut などなど。
2024’s first look at What’s New
https://miro.com/webinars/whats-new/register/
◆デザイン思考のそのあとに
Life After Design Thinking
https://medium.com/atolye/life-after-design-thinking-19d9a9c78a96
デザインコンサルタント ATÖLYE では、現代においてデザイン思考のような「素早く作ってみては壊す」みたいなやり方はもう流行らず、次に来るのは「コミュニティ・パワード・トランスフォーメーション」であるという提言です。
コミュニティ・パワード・トランスフォーメーションには、適切な人や資源を適切な順番で選び出すキュレーション、繋がりを重視するエンゲージメント、目的意識を高め持続させるアクティベーションが大切だと解説されています。
◆デザイン思考進行役の語られることのない苦悩
Why design thinking (DT) facilitators are fed up — untold struggles
https://kemlaurin.medium.com/why-design-thinking-dt-facilitators-are-fed-up-untold-struggles-f541e8981457
Kem-Laurin Lubin さんによる Mediumメンバー限定記事では、デザイン思考のプロセスが一般化し、テンプレート化したことによりその本質を見失なっていること。さらに未熟なファシリテーター(進行役)により、アイデアの発想や議論の収束がうまくいかなかった場合、その失敗の理由がデザイン思考のせいにされてしまうことなど。
今こそ、デザイン思考の原点に回帰すべきで、根気と共感、そして人間中心のデザイン原則への深い理解が必要であると話しが展開しています。興味のある方はぜひ全文ご覧ください。
◆ワークショップを成功させるための注意点
The dos and don’ts of a successful workshop
https://jackiecolburn.medium.com/the-dos-and-donts-of-a-successful-workshop-84213f87c23c
ワークショップファシリテーター(進行役)のJackie Colburnさんによる、良いワークショップのための「やるべきこと」と「やってはいけないこと」の事例集です。記事中には、それぞれの詳しい解説が記載されています。
やるべきこと:知っていることからはじめよう
やってはいけないこと:以前からのやり方にこだわりすぎる
やるべきこと:構造化された手法を活用する
やってはいけないこと:議論を詰め込みすぎる
やるべきこと:異なる視点を取り入れる
やってはいけないこと:あまりにも多くの人を巻き込みすぎる
やるべきこと:人々への影響を考える
やってはいけないこと:アイデアを単独で考え評価する
やるべきこと:協力的な環境をつくる
やってはいけないこと:反対意見を無視する
やるべきこと:説明責任を果たす
やってはいけないこと:フォローアップをサボる
◆Googleスライドにスピーカースポットライトの埋め込み
Google スライドでより没入感のあるプレゼンテーションを行うhttps://workspaceupdates-ja.googleblog.com/2024/03/google.html
Google Workspace有料アカウントで、Googleスライド資料の中でスピーカースポットライトが利用できるようになりました。Googleスライドのプレゼンテーションにカメラフィードを直接埋め込めるため、ワークショップ資料の説明や発表時にも1つの画面に集中してプレゼンテーションを聞くことができます。お使いのライセンスや管理者の設定等でリリース時期が異なります。
3月15日に開催される UX Days Tokyo 2024 カンファレンスに参加してきます!ミーハーなので、ex-Adaptive Path の Dan Saffer さんに会えるのが超楽しみ!参加申し込みは3/13 まで。少々高額ですが、十分にその価値はあります。まだ間に合いますぜ https://2024.uxdaystokyo.com/
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