【デザインスプリント】Design Sprint Newsletter #140
道を知っていることと実際に歩くことは違う / there's a difference between knowing the path and walking the path
◆デザイン思考ワークショップの進め方(2時間コース)
Learn how to run an AJ&Smart Style Design Thinking Workshop!
https://go.ajsmart.com/designthinking
ドイツを拠点とするデザインスプリント専業のデザインエージェンシー AJ&Smart が、従来のデザイン思考ワークショップに、AJ&Smartならではの工夫を加えたワークショップを構築し、2時間のオンラインコースとして無料公開しています。また進行に必要なプレゼンテーション資料もメールアドレスを登録するだけで無料で入手できます。
2時間の動画はベルリンオフィスで9名の参加者を招いたデザイン思考ワークショップの内容を紹介するとともに、進行方法やワークショップにおける工夫を紹介しているものです。デザイン思考におけるマインドセットを構築し、革新的なアプローチを受け入れ、チームにとっても、クライアントにとっても意味があるものとしてとらえられるようになります。また技術的に実現可能で、ビジネスとして取り組むべきものとのバランスをうまく取る方法も身につけることができるそうです。
David KellyとTom Kellyの本「Creative Confidence(日本語版:クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法)」と IDEO の手法に大きく影響を受けていますが、さらに AJ&Smart ならではの味付けをしたワークショップとのこと。「時間がかかりすぎる」と言われがちなデザイン思考のアプローチを、時間制限の厳しいデザインスプリントの達人であるAJ&Smartがどう料理したのか、気になりませんか?
◆コンセプトマップを活用したデザイン思考の架け橋
コンセプトマップを活用した架け橋:デザイン思考、システム思考、ビジネスモデル構築の結びつけ
https://medium.com/technology-hits/building-bridges-with-concept-maps-linking-design-thinking-systems-thinking-and-business-model-5ebd63ff0b6e
中小企業の場合、最新技術や最新情報などではなく、一歩引いた状況で対応する必要が求められます。ベストではないけれど、価格が安いもの。最新技術ではなく少し前の技術であるが、必要十分でコストに見合ったものなどを主流に考えるといったことです。
ここではコンセプトマップというデザイン思考をはじめ、さまざまな手法の橋渡しをする手法を用いることで、潤沢な予算や時間が環境の整っていない状況でも、課題解決につなげる方法を解いています。
●コンセプトマップは概念やアイデア間の関係を図式化して示す方法で、情報を視覚的に整理するのに優れており、意味のある理解や発見を促進します
●デザイン思考は共感、ユーザー中心の考え方、そして迅速な試行錯誤を育て、これらはユーザーのニーズを理解し対応するために重要です
●システム思考は、相互連関、フィードバックループ、そして意図しない結果を考慮することで、より広い視点を提供します
●ビジネスモデルの生成は、特定されたニーズを明確な価値提案を持つ持続可能な解決策に転換します
100年前まで絶滅したと思われていたタンチョウ鶴の居る、鶴居村に行ってきました。美味しいものも美しい景色も何から何まで印象に残っているのですが...
僕にとってなにより記憶に焼きついたのは、天井までの壁面が全て本棚という「つるいの小屋」に行けたこと! 床や階段に積み上げられた本も、本棚に2重に積み上げられている本も、10,000冊以上の希少本に囲まれる機会は素晴らしかったです。コワーキングスペースと宿泊施設(オーナーの知り合いのみ)、工房(木工、写真、絵画制作等)のアーティスト向けレジデンスもあり。ぜひまた機会を作って行きたい!
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