◆広島にてミニデザインスプリントワークショップ開催
1月20日、広島大学のミライクリエという素敵な施設で、短時間ではありますがデザインスプリントを実施してきました。モノづくりに興味のある地元の学生さんから、遠くは福岡からいらっしゃった方もいて、大変充実し、盛り上がったデザインスプリントでした!最終成果物も、ラフな試作ながらも逸品で、学食を便利に楽しむ方法から、時間の概念を覆すツールまで、びっくりするようなアイデアに溢れました!
今回、全く異なる業種やスキルのみなさんが集まったのでテーマとして取り上げたのは「先週を振り返って課題を見出す」という、どなたでも実感をもって取り組めるテーマでした。先週一週間または日々思っている困りごと、問題、面倒なことを全員から教えてもらい、それらをチームごとに解決するサービスやアプリを考えて試作するという流れで進行しました。
参加者の前向きなコミュニケーション能力に助けられた部分もありますが、どのチームも活発なアイデアとディスカッションが進み、一人では思いつきもしないような素晴らしい切り口でアイデアが広がっていきました。参加者のみなさんにとって、とても良い体験になったかと思います。
今回1つ工夫したのは、シーナ・アイエンガーさんの著作「THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法」で紹介されている、おもちゃのお金を使って、投資家になった気分で良いアイデアに投資するという工程です。普段「作る」側の立場で物事を見たり考えたりすることが多いと思いますが「投資家」目線でアイデアを評価することによって、何が大切か、どこに力を入れるのが良いのか、違った視点で物事をとらえられるようになるハズです。
招いていただいた、学生団体GDSC(Google Developer Student Clubs)、開発者団体GDG(Google Developer Groups)神戸のみなさん、ありがとうございました!
◆イベント紹介:Miroversity Live '24
オンラインホワイトボードMiroの大規模オンラインイベントが米国時間1月24日(水曜日)に開催されます。日本時間では1月25日(木) 深夜2:00スタート。後ほどアーカイブを見るかな…. というタイミングの時間帯ではあります。
内容は MiroのベンプレートライブラリであるMiroverse関連で、初めてテンプレートを作る際のガイドやこころづもり、よりよいボードを作るための工夫など盛りだくさんです。
Miroversity Live '24
https://events.miro.com/miroversitylive24/
昨年開催分のセッションもオンデマンド視聴可能です。
Miroversity Live 2023
https://go2.miro.com/Miroversity-Live-2023.html
Miroversityの直後、日本時間1月26日AM1〜2、無料のオンライントレーニングも開催されます
Training: How to Become a Miroverse Creator
https://community.miro.com/events/training-how-to-become-a-miroverse-creator-191
◆事例紹介:「お金管理ページ」の未来を考える
BASE BANKさんによるデザインスプリント開催までの経緯と事前準備のプロセスを紹介した note記事です。デザインスピリントの本を3冊読み解いて、事前準備もしっかりと、初めてデザインスプリントに取り組んだ様子が紹介されています。
「お金管理ページ」の未来を考える、DESIGN SPRINTを実施しました!【前編】https://note.com/base_designteam/n/n92bfa76ea132
「お金管理ページ」の未来を考える、DESIGN SPRINTを実施しました!【後編】
https://note.com/base_designteam/n/n396918793718
「役職や職種関係なくチームメンバーでやることで様々な視座視点から思考がわかり、とても良い機会に思えた」とのことでした!
◆UXデザインとプロダクトデザインでの7つの心理学ルール
Relab Studiosのショート動画を紹介します。役立つ心理学的ルールが解説されています。
●人間は常に最も簡単な方法を選ぶ
●人間は習慣的な生き物で、慣れ親しんだものを繰り返す
●選択肢が多くなるほど、決定に時間がかかる(ヒックの法則)
約9分のフルバージョンもあり。
まあ、当たり前といえば当たり前のことばかりかもしれませんが、例えば「慣れ親しんだものを繰り返す」という「繰り返す」ことをアプリやサービスに取り込むということです。毎回何が起こるかわからない不安ではなく、なんども操作を繰り返し、習慣化させることを意図的に組み込むと考えることができます。
やっぱり、ぺんてる製のマーカーは最強!と再認識しました。ほんと素晴らしい。ネーム入れしたマーカー発注しようかな…. 最初単位は100本???
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